2014年4月14日月曜日

2013・11の動物臨床医学会年次大会以降の院長の出たセミナー・学会

皆様、ご無沙汰致しております。Dr.BAOです(^_^)ゞ

ココには何も書いておりませんが、ちょこちょこセミナーや学会には出ておりました。

2013年11月の動物臨床医学会年次大会以降に出たセミナーや学会について、極簡単にご紹介致します。

11/21インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

12/8 岡山でありました小鳥の外科のセミナーに行きました。

12/12インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

12/15 神戸でありました中医学のセミナーに行きました。

12/26インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

2014/1/9インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

1/19インターネット配信のセミナー『病理検査』を視聴しました。

1/23インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

1/26日本獣医がん学会に参加しました。

2/2JAHA 動物行動学のセミナーに行きました。

2/6インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

2/16吹田市中央図書館で「幸せなペットの老い支度」というセミナーを私が講師をしました。

2/27インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

3/13インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

3/16麻酔に関するセミナーに行ってきました。

3/27インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

3/30神戸でありました中医学のセミナーに行きました。

4/10インターネット配信の外科ライブVMN Live!を視聴しました。

4/13エマージェンシーのセミナーに行ってきました。


というような感じです(^_^)ゞ
けっこう勉強してるでしょ?笑
プラス専門雑誌も何誌もとってますし、専門書もけっこう購入しています。
タヒぬまで勉強なのですよ。

よく出てきていたVMN Live!というのは会員制で、月2のペースで、いろいろな外科手術などのライブ配信をしてくれます。リアルタイムで質問もできるので、大概1回に1回は質問しています。
それを観た翌日のオペは手の動きが良かったりするんですよ、これが。

では、コレからはもっとマメに内容も含めてご報告致します。

Dr.BAOでした(^_^)ノ゛




2014年4月8日火曜日

犬の消化器疾患に対する腹部超音波検査

2014年3月16日にCIVI北梅田研修センターで行われました、超音波検査のセミナーに参加しました。

ワンちゃん、ネコちゃんが嘔吐、下痢、食欲不振、黄疸、体重減少などの臨床症状を呈していた場合、いろいろな疾患を疑い鑑別診断をする必要があります。
消化器の症状であっても、神経や循環器、内分泌の疾患がないとも限りません。
その鑑別診断を行うにあたり、一般身体検査の他に、血液検査、腹部X線検査が第一選択として行われると思います。
もちろんそれらの検査で診断がつく場合もありますが、さらに有用な情報を得るのには、超音波(エコー)検査も重要になります。
腹部臓器に限らず胸部のエコーでも、エコーだから分かる変化や異常所見もありますので、今後の診察において診断の一助としてエコー検査をお勧めする場合もあるかと思いますが、ご協力いただければ幸いです。
特に心臓(弁膜症など)、肝臓胆のう(肝炎、胆泥症など)、泌尿器(結石など)の問題を抱える子は定期的なエコー検査をお勧めします。

以上、吉原でした。

犬猫のエマージェンシー(第34回動物臨床医学会年次大会)

11月15日から17日まで、グランキューブ大阪にて開催されました動物臨床医学会年次大会(通称、動臨研)に参加しましたので、ご報告いたします。
私が参加した大きいセミナーは以下の4つです。

①多飲多尿の病態と鑑別診断
②犬猫のエマージェンシー
③脳疾患だけじゃない痙攣発作
④僧帽弁閉鎖不全症を有する犬に対してどう麻酔を行うか

それぞれについて、飼い主さんにも知っておいて欲しいなと思う内容をお伝えします。
今回は②のエマージェンシーについてです。
まずワンちゃんネコちゃんが外科的または内科的疾患によってエマージェンシーに陥った場合、最も重篤な病態は何でしょうか。
それは心肺停止による脳への血流・酸素供給の停止です。
完全に血流が停止した場合、脳組織中の酸素は10秒で消費されてしまうのです。
脳組織の障害が増大すると、その後の機能回復は期待できません。
そのため如何に迅速に対応するかが重要なわけですが、実際ご自分のワンちゃんネコちゃんの状態の異常に気づいたとき、「救急に連れて行くべきなのかどうか」を悩まれ、まずは病院に問い合わせをする飼い主さんは多いと思います。

どういう病態を呈しているときが緊急性が高いのでしょうか?
目の前のワンちゃんネコちゃんが、
呼吸困難、昏睡、痙攣、可視粘膜(歯茎など)蒼白、重度な嘔吐や下痢
これらの症状を示しているときは一刻を争います。すぐに病院へ向かってください。
また、症状とエマージェンシーであること、エマージェンシーに対する治療の意思をはっきりと来院する病院に伝えてください。そうすれば、受け入れる病院側も迅速な対応を行えます。
エマージェンシーはいつやって来るか分かりません。
その場合に備えてかかりつけの病院の受け入れられる時間帯や、救急病院のチェックなどもしておくと安心ですね。

以上、吉原でした。