2014年5月18日日曜日

失敗から学ぶ 消化器疾患の外科的処置の実際

宮崎大学の鳥巣先生の外科セミナーに参加しました。

失敗から学ぶ、という表題ですが、大学の先生が貴重な失敗例を示して、我々臨床家が同じ様な失敗をしないように、という内容でした。

胃摘出、腸管切除、栄養カテーテル、ドレーン、胆のう切除などの内容でした。

どのようなセミナーでも、知らなかったことがいくつか含まれていて、明日から使ってみよう! と思ったりするのですが、今回もそういうことが結構含まれていました。

消化器外科は、けっこう多いジャンル。

外科を専門にしているわけでは無いにしても、何でもかんでも二次病院にまわすなんて、とんでもない。
一次病院のやるべきことをきっちりやるために、こんな感じで勉強を続けて行くわけです(^_^)ゞ

自分と同年代の先生も少しはいたけれど、それ以外は若い先生達。
長い長いマラソンをしていると思っています。
今日、同じ部屋に居た先生達もそのランナー。
ライバルだけど、ある意味、同志かも。

さ、明日、今日聴いた情報の器具や薬品を発注しなきゃ(^_^)v

Dr.BAOでした(^_^)ノ゛

2014年5月9日金曜日

HJS Orthopedics 2013 "NEXT" アーカイブ ウェブセミナー

HJS Orthopedics 2013 "NEXT" アーカイブ ウェブセミナーを視聴しました。

内容は、「世界の頂点がお届けする、世界標準、本物の整形外科強化プログラム。今回は股関節と膝関節。特にレッグペルテスと前十字靭帯症候群をメインに基礎からup-dateまで解説」ということでした。

こういうウェブセミナーは最近増えていますが、時間が空いた時に可能な時間視聴出来、繰り返し視聴出来、非常に便利で助かっています。

通常のセミナーはその時間内に見て聴いて内容を必死に理解する作業で、わざわざ東京まで出向いた時などは帰りの新幹線は缶ビール飲むやいなやバタンQという始末です。

ウェブセミナーといえど、自分はちゃんとデスクのMacBook Airと向き合い、真剣に視聴していますよ。お茶くらい飲みながらですが。。

膝蓋骨脱臼は当院でも多い病気で、グレードⅢになったら手術しましょうねといっているワンちゃんはかなりおられます。
膝蓋骨が行ったり来たりする大腿骨遠位の滑車溝を深くして、膝蓋靱帯が付着している脛骨粗面を移植して、関節包を縫縮して、というのがバオの標準です。両側の後肢のグレードの高い方から行います。が、片側を手術すると、もう片方の後肢はやや休めることができるせいか、進行が止まったようになることもしばしばで、両側の手術をせずにすむケースも少なくありません。

あと、前十字靭帯の損傷も少なくありません。
小型犬は外固定や内科的な治療法の選択肢もありますが、非常に活動的なワンちゃんの場合などは関節外法などで早めに手術してあげた方がいいかもしれません。
中大型犬は早期の手術がベターです。
関節鏡検査やTPLOなどの特殊なオペはこのセミナーの講師のひとりでもありますDr.是枝にご紹介致します。Dr.是枝は全国的にも非常に有名な先生でありながら、大阪・藤井寺に病院があり、バオの患者様は非常にラッキーと言えます。
まあ、そういう病気にならないように、バオでは日々ご指導させていただいておりますけどね(^_-)-☆

Dr.BAOでした(^_^)ノ゛