2014年6月9日月曜日

軟部組織外科学

軟部組織外科学のセミナーに行ってきました。

講師はオクラホマ州立大のDr.Rochatでした。

私が聴いた内容は、、、

1.肝外胆道手術
2.胃の手術
3.小腸の手術

以上の3セクションでした。

主催はNAHA(日本動物病院会)で、その昔JAHA(旧日本動物病院協会、現日本動物病院福祉協会)から分派してできた国際セミナーを主に事業とする会です。

私も昔は、誰か海外の講師が来日する際には、土日であれば土日、金土日であれば金土日セミナーに参加していたものですが、最近は日曜だけ参加させて戴いています。
一応診療優先。でも、潮流には乗り遅れないようにするためです。

ウィークデイ休みなし、日曜セミナ−、、、
の今日月曜。
なかなかイイ疲労感です笑。

でも、日曜セミナー・学会の時はいつもそう。

さて、セミナーの内容ですが、特別目新しい内容はありませんでした苦笑。
ただ、そういう時は、自分の立ち位置の確認が出来て、ちょい安心、ということなのです。ま、もちろん、いくつかの新しい発見があったことも事実です。でないとわざわざ名古屋まで行った甲斐がないというものです(^_^)ゞ

最近多い胆泥症。
低脂肪食で対応していますが、胆嚢粘液のう腫でいきなり発見された時はオペも考えないといけません。ただ何でもかんでもオペしないでいけるよう、オペの勉強をしている、とも言えます。

Dr.BAOでした〜(^_^)ノ゛

2014年6月1日日曜日

"がん克服の最前線" 臨床現場で抗がん剤をどう活かすか!?

 麻布大の川村裕子先生のセミナーに行ってきました。

フィラリア予防も一段落かなの6月以降はセミナーも目白押しです。

今日もいくつかセミナーがバッティングしたのですが、私はこのセミナーを選びました。

 がん治療の目的は「治るならQOLの若干の低下もしかたなし」とする根治治療よりも、腫瘍増殖をできるだけコントロールしQOLの向上・維持を目的とする緩和治療を良しとする考えの川村先生の考えに賛同しているからです。

 抗がん剤は細胞毒性剤の副作用を利用している、というストレートな物言いもスッキリだし。

 動物とご家族を信じ、動物をちゃんと診ながら、無理せず患者様の腫瘍と共に生きていく覚悟を再確認したセミナーでした。

Dr.BAOでした〜(^_^)ノ゛