2015年3月12日木曜日

VMN Live! 「脾臓摘出および前立腺バイオプシー」

3/12(木)、Veterinary Medical NetworkのライブオペセミナーVMN Live!の「脾臓摘出および前立腺バイオプシー」を視聴しました。

脾臓の摘出は腫瘍などでバオでも時々あります。
バオにはリガシュア((COVIDIEN ForceTriad))というベッセルシーリングシステムのオペの機械がありますので、比較的短時間に安全に脾臓摘出ができます。

前立腺のオペはそう多くはありませんがあります。
今回のライブでも、大きな前立腺を取らずにバイオプシーだけ行っていました。
前立腺はオスにだけあり、膀胱の出口に尿道を取り巻く形で存在しています。
去勢をしていないオスの中高齢には単純な前立腺肥大がよくみられます。
中を通っている尿道や、背側にある直腸を圧迫し、排尿困難や排便困難を起こすことがあります。
オスの去勢はこの前立腺のトラブルや肛門周囲の腫瘍やヘルニアを未然に防ぐことができるだろうオペです。
去勢をしていないオスのワンちゃんは一度ご検討下さい(^_^)

では、また。

Dr.BAOでした〜。

0 件のコメント:

コメントを投稿