2015年8月6日木曜日

VMN Live! 『横隔膜ヘルニア整復術、胸腺腫摘出術』

本日8/6(木) VMN Live! 『横隔膜ヘルニア整復術、胸腺腫摘出術』を視聴しました。

横隔膜ヘルニアは先天性、後天性(主に外傷性)があります。

先天性の場合の心嚢横隔膜ヘルニアをバオでも診断したことがあります。ネコちゃんでペルシャでした。引っ越される前だったので、診断まででしたので、その後は分かりません。あまりオペは希望されていませんでした。どうされたかな〜、もうだいぶ前ですが。

外傷性の横隔膜ヘルニアの整復はバオでもそう多くはありませんがあります。
肥満のネコちゃんが高いところから着地したとたんヘルニアになった例もあります。あとは高所からの落下、交通事故などが多いです。
いずれもご家族が少し注意すればもしかすると防げたかも、なことが多いので、何卒よろしくお願いします。

胸腺腫は胸腔の多くは前縦隔にできる基本良性の腫瘍で、成長過程で退縮するべき胸腺が中高齢で腫瘍化したもの。発生部位と大きさによって症状のバリエーションがあり、巨大化すると呼吸困難も起こしますし、切除が難しくなります。
早期発見できれば開胸手術で切除できます。場所と大きさによっては(小さければ)肋間から、大きければ胸骨正中切開が必要になります。

定期的な検査に胸部レントゲン検査を加えるメリットはこういうところにもあるかもしれませんね。

毎日めっちゃ暑いですね(≧_≦)ノ
なのにもかかわらず、病院に動物さんを連れてこられるご家族にはほんと頭が下がる思いなので、それにお応えするべく、ふにゃけはじめた脳みそフル回転でがんばるDr.BAOでした(`・ω・´)ノ

くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さい〜\▼・ェ・▼/\=^_^=/〜


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