2016年2月21日日曜日

「動物の防災を考える —動物病院での備えと、動物看護師にできること—」

2/21(日)はペピィアカデミックフェスタのプログラムの中の「動物の防災を考える —動物病院での備えと、動物看護師にできること—」を受講してきました。
講師は特定非営利活動法人ANICE代表 平井 潤子先生。

わたくしDr.BAOは大阪府獣医師会の動物救護等対策委員をしている関係もあり、上記のセミナーに参加いたしました。
出てみて、これだけのために日曜午後使った甲斐はありましたね(^_-)-☆

明日から、バオの患者様方にも防災という視点でも少しずつ診療を通して、お伝えしていけたらと思っています。

さて、その内容ですが、まず阪神淡路大震災を体験した人なら、あの揺れが、東日本大震災を経験した人ならあの揺れやその後のことを思い返し、実体験がなければ録画などを通し、もし今、その揺れが来たらどうするかを常にイメージすることが大事だと。

そのイメージの中で、自分がどう行動するか、いろんなシミュレーションをしてみて、結果、今、自分が何をするべきか、周りの人たちに何を伝えるべきかを機会あるごとに考えていく。そして、実際に周りの人を含めて、訓練などの形で実際に動いて、さらなる問題点を探り、改善に繋げていく。
だいたいそういう内容だったと解釈しました。

そんな中で、「その動物の普段の健康を考える事が、結局、万が一の災害時もその動物の為になる」というような趣旨のこと、そして、「犬の社会化はその飼い主さんにしかできない、その子の役に立つ災害対策である」というような趣旨のことが印象に残りました。

動物さんと生活する事は、非常にプライベートな事であるけれど(特に猫さんやその他小動物さんは)、災害時にはどうしても自分以外の他者との接点ができてくるはずです。ワンちゃんは散歩などを通じて、早くから家の外との接点ができることからも、その社会化が大事なご家族の仕事のひとつになるわけですが、その他の家庭動物にも共生し始めた日からその動物さんの社会に対しての責任をご家族が担う自覚が必要なのだと。

確定申告が終わったら、待合のフォトフレームで流す防災のスライドショーも作ろかな(^_^)ゞ

で、帰りにGOKANの豆乳プリン"大美五豆"ととらやの"雪紅梅"を買って帰りました☻

Dr.BAOでした(^_^)ノ



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