2016年3月24日木曜日

VMN Live!『膀胱腫瘤切除』

3/24(木)午後診終了後、VMN Live!『膀胱腫瘤切除』を視聴しました。

症例は、バーニーズマウンテンドッグ、5歳、避妊メス。
頻尿で来院。超音波、細胞診で移行上皮癌の診断。
CT検査の後、オペ。

移行上皮癌のオペ適応は、100%切除可能なもの、リンパ節転移がないもの、と執刀の南先生。
これに関しては以前あったのですが、バオでも同じように移行上皮癌の診断がついたダックスで、しかし発生部位が膀胱三角(腎臓から来た尿管が膀胱に入る場所←外科で非常に触りにくい)だったので、全部取れないのでオペ適応でない、内科的に治療しましょうと言ったのですが、切ってくれるところを探すと帰られました。その後、どうなったんでしょうね。。

さて、バーニーズマウンテンドッグは大型犬。その膀胱の半分以上切除することになり、あと粘膜、漿膜二重縫合。腰骨下リンパ節はバーニーズだと正常サイズとのことで切除せず、で閉腹。というものでした。

南先生の所でも最近、シュウ酸カルシウム結石が多いとのこと。バオでもそうです。
スツルバイト結石とは違い、溶解食はないので、出来てしまえばオペなわけですが、結石にならないまでなら、食事療法で予防できるかもです。

ある程度定期的な尿検査はそういう意味でも必要かもしれないですね。

出来れば切ればイイ、ではなくて、出来ないようにする。
我々の仕事も本来ソコだと思っています。

おつかれさまでした。
Dr.BAOでした〜(^_^)ノノ゛






0 件のコメント:

コメントを投稿