2016年12月15日木曜日

VMN Live! 1. 右側耳道内の耳垢腺癌により全耳道切除を実施した1症例(ビデオ解説) 2. 骨盤腔内の腫瘍摘出(CT画像解説)

12/15(木)午後診終了後、VMN Live! 1. 右側耳道内の耳垢腺癌により全耳道切除を実施した1症例(ビデオ解説) 2. 骨盤腔内の腫瘍摘出(CT画像解説)を視聴しました。

ライブWEBセミナーです。今回はビデオと解説でした。

1. 右側耳道内の耳垢腺癌により全耳道切除を実施した1症例
酷い外耳炎や耳道内の腫瘍切除のために全耳道切除を行うことがあります。ただ、結構な確率で顔面神経麻痺や前庭症状が出ますので、そのあたりの兼ね合いを十分考慮した上でのことですね。

2. 骨盤腔内の腫瘍摘出
骨盤腔内に腫瘍があると、大きさと場所にもよりますが、骨盤の一部を取って、オープンにして手術を進めることになります。
以前バオでは膀胱破裂の子猫ちゃんの膀胱が小さすぎて、骨盤の結合部を一度外して、膀胱の処置後また閉じた例がありました。若いネコちゃんの骨盤はよく動いたので、切除しなくて済みましたが、成長した動物さんだと、切除が必要だったでしょうね。取った骨は今回もとに戻しませんでした。講師の南先生によると、それで全く問題ないとのことでした。

昔若い頃、飼い主さんに、この手術どれくらいの数こなしたことがあるかみたいな質問を受けたことがありました。特殊なオペだと、ほぼ初めてのようなものも少なくありませんでした。人の医療とは違い(人でも小児や新生児は別ですよね)動物種も様々、大きさも様々な中で、毎回創意工夫の連続なわけです。
それでも、できるだけベストな結果を出すためには、いろんなことを想定し、開けてみて、どんな状況でもたじろがない応用性を身につけるべく、いろんな専門家のいろんな意見を聞くことも大切だと思うDr.BAOなのでした。。

月が綺麗らしいので、観に行ってきます〜
Dr.BAOでした〜(^_^)ノノ゛





0 件のコメント:

コメントを投稿