2017年3月9日木曜日

VMN Live! 『総胆管の閉塞による胆管拡張を疑う症例に対する胆嚢切除/切開術』

3/9(木)午後診終了後、VMN Live! 『総胆管の閉塞による胆管拡張を疑う症例に対する胆嚢切除/切開術』を視聴しました。
ライブ手術でした。

今回の症例は、、
   (ミニチュア・ダックスフンド、10歳7ヶ月、未避妊雌)

【経過】
5日前より食欲が低下し、昨日より食欲廃絶との主訴で近医を受診したところ胆
嚢疾患が疑われるとのことで当院を受診
 
当院にて、腹部超音波検査を実施したところ総胆管の拡張がみられ、総胆管内に
高エコー性の物質が閉塞しているのを確認
無麻酔CTを実施したところ、胆嚢内と総胆管内に高CT値をしめす物質を確認
胆石による総胆管閉塞を疑う

血液検査では、GPT(900U/L), ALP(>3500U/L)の上昇はみられているものの
T-Bill(0.5mg/dl)の上昇はなし

⇒ 本日、開腹下にて胆嚢切除あるいは胆嚢切開による総胆管の閉塞解除を実施

、、というものでした。(当院というのは講師の南先生の病院)

胆嚢粘液嚢腫
重度胆泥症
胆石症
重度胆嚢炎
などのケースで、胆嚢切除を行います。

バオも超音波手術器を導入し、胆嚢切除のケースに対応しています。
といっても、そんなにある手術でもない、というか、準備はバッチリなんですが、オペをとりあえずしない内科的な対応でそこそこなんとかなっているケースが多いのがバオの特徴で(苦笑)、まあ、取らなくていいならその方が、、という考え方もありますし、胆嚢破裂などの危険性があることもあり、タイミングを見計らって切除した方が良いという考え方もあります。

以前バオでも胆嚢破裂のオペをして、破裂胆嚢周辺の処理が大変だったケースもありますので、オペをしない前提でもないのですが。。

ま、いずれにせよ、いろんなケースで、見極めが肝腎ということでしょうね。


いよいよ春の訪れでしょうか。
春はフィラリア予防、狂犬病予防注射、ノミダニ予防など、いろいろ予防の季節ですね。
バオもどうしても待ち時間等が長くなりがちですが、いろいろ工夫をして、待ち時間短縮の努力をしております。

本格的に暖かくなると(それも土曜などは特に)バタバタしがちですので、早めのご来院をおすすめします。

バオでは、フィラリア予防の検査をスタートしております。
平成29年度の狂犬病予防注射も実施できます。

どうぞご来院下さい\(^_^)/\▼・ェ・▼/\=^_^=/

と、今回はちょっこしプロモーションしてしまいました、わたしは。(倒置法)

ではでは、三寒四温の気候に油断されませんよう、、
かわいいパートナーの様子もマメに見てあげて下さいね〜
Dr.BAOでした(^_^)ノノ゛


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